転職エージェントはぐきの、キャリア逆転ブログ

Fラン大から奇跡の大手WEB広告代理店に新卒入社。今はCreateA合同会社で転職エージェントやってます。日常のこと、就活のこと、キャリアを逆転するための方法などを書いていきます。

クズは立派な「才能」だ。

 「価値あるクズ」研究家のはぐきです。僕はこの生涯を賭けて「価値あるクズ」を定義し、「価値あるクズ」で社会を改革し、クズがエリートを喰らう大革命を起こしてやる!!・・・・・と密かに企んで妄想して実行もせずにニヤニヤしているクズです。クズな僕がよくやる自己肯定方法の1つが本を読むこと。ちょっと自分の価値観と似た本を読んで「自分の考えは正しいだ!」と安心し、クズな自分を慰めています。

 

 そんなクズの自己肯定に適している本がワイキューブ元社長の安田住生さんの本。安田さんは社長なのにどこか弱々しくて、ウジウジしていて、とても人間臭い方なんです。なのに社長としては超一流で(倒産してしまったけれど)、言うことは本質を突いていて、僕が描く理想のクズ像にすごく近い人です。本日はそんな安田さんの書籍の中から、ベストセラーにもなった「千円札は拾うな」という本を紹介致します。もし僕のブログを読んでいる方の中で自分の事をクズだと思う方がいらっしゃいましたら、実際に手にとって読んでみて下さい。

千円札は拾うな。 (サンマーク文庫 B- 112)

千円札は拾うな。 (サンマーク文庫 B- 112)

 

 (なに・・・・・。 10円玉でも即拾い、10円玉でも頂けるなら土下座をする僕にとっては酷なタイトル・・・・。これは読むしかない!!)

 僕がブログで紹介する本では「クズな君は変わるべきだ!」なんてリア充が上から目線で書いた中身の無いくだらない本は載せないつもりです。クズがクズでいることはとても価値のある事だと、社会の底辺にいる僕が現実では声をあげて言えない事をブログでひっそり訴えるのが目的ですので。

 

【千円札は拾うな】安田 住生

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 先に内容を簡単にまとめると「成長するには何かを身につけるのではなく、何かを捨てること。人は何かを捨てた時に劇的に成長する。」というものでした。「成長」と聞くと「努力する。頑張る。」という言葉がイメージされて萎えるのですが、「捨てる」事が成長に繋がるという内容は、楽することが大好きで自分が楽するためなら色んなモノを捨ててきた僕(クズ)にとっては、意外とすんなり受け入れられる内容でした。

 

 全部要約するのが面倒だったので、本の中から、個人や企業が劇的に成長するための「時間の捉え方」という項目のみピックアップして紹介致します。部活や勉強での「努力」という成功体験から抜けられず、頑張れば成長できると思っている効率の悪い「脳筋」なエリート共を、サボるスペシャリストのクズが出し抜けるノウハウが詰まっています。日本社会に蔓延っている「頑張るが正義」という意味の分からない空気がいかに非効率か知ることが出来ます。

 

「勤勉は悪、努力は報われない」

・ものを作れば作った分だけ売れた昔とは違い、努力が報われる時代は終った。

・中国よりも人件費のかかる日本では、短い時間で全く違うやり方をするしかない。

・今の時代は、人と違う結果を出すために考えて実行することが「勤勉」であり、最も短い時間で成果を出すことが「努力」。

・「勤勉(正義)」の対極が「怠慢(悪)」という時代から、「変化(正義)」の対極が「不変(悪)」に変わった。

「残業を辞めれば給料は増える」

・仕事をしないと決めると、時間内で終わらすためにはどうしたら良いか「考える」ようになる。

「優秀な人材に仕事はさせない」 

・ 優秀な人に仕事を与えてしまうと、目の前の仕事に追われ新しいものを生み出す時間がなくなる。

・優秀な人に「自由」な時間を与えるほど効率の良いことはない。

【本郷猛を鍛えてはいけない】

※本郷猛とは仮面ライダー1号が変身する前の人間の時の名前
 
・「人材は育たない」。本郷猛は空手を習ったりして「スキルを身につけて」強くなるのではなく、「仮面ライダーに変身する」から強い。
・「成長」とは過去の自分との変化幅であり、過去の成功体験に縛られず、全く新しい自分になれる人こそ成長できる。
 

読んでみて

 「時間の捉え方」の章では、努力して何かスキルを身につけるのではなく、既存の考えを捨て全く新しい方法を考えることが「成長」に繋がるという内容に思えた。僕は昔から「努力」が大嫌いだ。今までは短所だと思っていたし、自分はクズだと思っていた。しかし、社会人になってこの「努力嫌い」がものすごい長所ということに気づいた。

 僕が働いている広告業界はとんでもない激務だ。ワークライフバランスなんて関係ない(最近はマシになってきたが)。みんな仕事が第一で一生懸命働くことが大好きな人間だ。もちろん、僕は仕事が大嫌い。プライベートは大事だし、一生懸命なんて無理無理。しかし会社は学校と違ってサボってたらクビにされてしまう。努力が嫌いな僕はどうやったら成果を下げずに働く時間を削るか自然と考えるようになった。その結果、無駄なことがたくさん見つかり自然と帰る時間も早くなっていった。恐らく「努力嫌い」な僕だからこそ目の前の作業に追われずにひたすら効率よく働くことを考えられたのだと思う。唯一この能力だけは人より優れていると胸を張って言える。きっとやり方を変えるだけで努力しなくても成果を出す方法なんていくらでもあるはずだ。

 日本の組織(学校や会社)に所属していると「努力」が正義とみなされ、「努力」ができない人は僕みたいに「クズ」と呼ばれてしまうだろう。しかし、「努力が嫌い」で「みんなと違う生き方」をしてきた「クズ」と表現される性格は才能であり胸を張っていいことだ。「努力」が嫌いだからこそ僕たちは「努力」以外で自己実現をしようと工夫するんだから。僕はこれからも言い続けたい。

 

「クズは立派な才能だ」