転職エージェントはぐきの、キャリア逆転ブログ

Fラン大から奇跡の大手WEB広告代理店に新卒入社。今はCreateA合同会社で転職エージェントやってます。日常のこと、就活のこと、キャリアを逆転するための方法などを書いていきます。

暇だから僕のクズな友だちの話をしようと思う。

 今後ブログで僕のクズ人生を語る上で、共にクズ人生を歩んできたクズ友達を語らなければならない。これから何人か書いていこうと思うが、第一回を誰にしようか迷う・・・。記念すべき第一回は、とびっきりのクズを選びたい。僕が考えるクズの定義は「理想ばかり高くて、何もしないやつ」。俺はやればできる、まだ本気出していないだけ、いつかビックなことやってやる、、、これらの言葉から、いかにもクズが言いそうなセリフだとお分かりになるだろう。第一回はこのセリフが一番似合うやつを紹介しようと思う。

 

 大学生時代、僕には「おーちゃん」という友だちがいた。一時期は週5日でウチに泊まりに来ていて、一緒にバンドをやったり僕の実家に連れて行ったり、本当に仲が良かった。そして、こいつが僕のクズ友の中でもS級のクズ、クズのカリスマだった。

 

はぐきのクズ友シリーズ~vol.1「おーちゃん」~

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おーちゃんとの出会い

 大学一年生の4月、まだ入学して間もない頃、新潟のど田舎から「大都会千葉」の大学に進学した僕は、ワクワクして一年生のゼミ教室に向かった。その日が第一回ゼミの顔合わせだった。とびっきり楽しんでやろうと意気込んでいたキョロ充の僕は、「ノリが良くて話しやすい良い奴が同じゼミにいたらいいなー」なんて思いながらゼミ教室の扉を開けた。しかしそこにいたのは、いかにも暗そうで人生一人で生きてきましたみたいな男。その幸薄そうなのがおーちゃんだった。話しかけても話が広がらず、全然盛り上がらない・・・。僕の輝かしい大学生活が終わった、そう思ったのを今でも覚えている。 

おーちゃんと仲良くなったきっかけ

 僕の大学では1年生の夏に強制でニュージーランドにホームステイをさせられる。しかも一ヶ月間。僕はオークランド大学に通うことになり、同じ大学からは25人くらいがオークランド大学に通うことになった。(ちなみに僕はニュージーランドのホームステイ先で家族からハブにされて大事件を起こすことになるんだが、その話はおいおい)その中におーちゃんもいた。その時にはすでにお互いに大学でコミュニティが出来ており、「同じゼミのやつ」ってくらいの関係でしかなかった。仲良くなったきっかけはおーちゃんと恋敵になったこと。毎年必ずニュージーランドでカップルが出来るという噂があり、僕もその波に乗ろうと可愛い子に目星をつけていた。しかしなんとおーちゃんもその子の事を気に入っていたらしく、恋敵になってしまったのだ。お互いにうまくいかなく、二人で傷を舐め合っているうちにいつしか自然と仲良くなっていった。

 

クズエピソード1.モラルという概念がない

 これは本当に意味がわからないのだが、おーちゃんにはモラルがない。うちに遊びに来てもゴミ箱にゴミを捨てない。なぜか僕の家の玄関前でいきなり立ちションをしたりする。(犬かよ・・・・)僕が注意をすると毎回渋い顔をしながら「はぐき厳しすぎ」と上から目線で反論してくる。一番驚いたのが僕の実家に連れて行った時。夏の暑い日だったので彼にアイスをあげた。数分して出かける事になり、僕は支度ができていなかったので先におーちゃんに外に出てもらった。後を追いかけるように僕が玄関に向かうと、玄関にはアイスのゴミが・・・。さすがにこれは注意しないとと思い「百歩譲って一人暮らしの俺の家では好きかってしていいけど、俺の実家ではちゃんと気を使えよ」と言うと、彼はいつものように渋い顔をしながら「はぐき厳しすぎ」と反論をして何事もなかったのようにとぼとぼ歩いて行った。「あぁこいつはモラルという概念がないから説明してもダメなんだな」と、結局最終的には僕が説得するのを諦める形でこの問題には終止符を打った。

 

クズエピソード2.マザコン

 ある日、いつものように僕の家でおーちゃんと遊んでいると、おーちゃんに電話が。「もしもし、ママ?」・・・ん?あれ?聞き間違えたかな。「ママ?もうすぐ帰るから。」ん!?聞き間違いではない。。。。そう、おーちゃんはお母さんの事をママと呼んでいた。更に、遊んでいる時いつもおーちゃんはケータイをイジっているのだが、それもママとのメールだった。(なぜがママのケータイ登録名は「ポンポコたぬき」だった。未だに理由はわからない)一番驚いたことが、当時おーちゃんとパンクバンドを組んでいたのだが、ライブには必ずおーちゃんママが観に来ていた。おーちゃんには羞恥心というものがないのか聞いてみたい。

クズエピソード3.物の管理ができない

 おーちゃんはニュージーランドで4回財布を無くしている。とにかく忘れ物が多い。週5回僕の家に遊びに来ていたが、週4回は必ず何か忘れ物をしていた。自転車で遊びに来ていたくせに自転車の鍵を忘れた事もあった。(どうやって帰ったんだよ・・・)財布に関してはさすがに無くしてはまずいと思い、財布とズボンを繋ぐチェーンを買っておーちゃんにつけさせた。それからおーちゃんが財布を無くす事はなくなり、なんとか一安心。(なんかこのエピソードホモカップルみたいだな)

 

クズエピソード4.モンハー界のゴッド

 いつもは特に取り柄もない冴えないおーちゃんだが、ネトゲモンスターハンターの世界では神と崇められていた。それもそのはず、大学でも遊んでいる時も常にモンスターハンターをやっていて、プレイ時間は数千だった気が・・。当時彼のモンハーIDはヤフオクで10万以上で売れる価値があったのだが、「ヤフオクに出品するのがめんどい」との理由であっさりIDを初期化した彼を見た時は「こいつは大物だ」と思ったのを覚えている。

 

クズエピソード5.根拠のない自信

 こんなクズなおーちゃんだが、いつも自信に満ちあふれていた。就職活動の時もいきなりJRに就職すると言い出し、なんでいきなり?と質問したら「気付かなかった?俺いつも電車乗る時ワクワクしてたじゃん。俺ほど電車好きなやついないよ?」と自信満々で答えてきた。案の定彼は就活で失敗し、確か今はデパ地下でお弁当を作っている。

 

思い出を振り返って

 おーちゃんのクズ加減を知る大学の人には「よくおーちゃんと毎日一緒にいられるね」と言われる事もあったが、普通におーちゃんといる時間は楽しかった。彼はYESマンで好奇心旺盛で、それだけですごく魅力があった。今まで友だちもいなそうだったやつが、僕が大学の集まりに誘うと大勢の輪の中に一人で飛び込んできた。バンドに誘っても2つ返事でOKした。なぜか僕の作るカレーが大好きで、極貧生活をしていた僕は「カレー作るから食材を集めて」とよく彼に頼み、その度に彼は実家から大量の食材をくすねて僕の家にやって来た。いい思い出だ。無駄なプライドもなく、一緒にいて楽なやつだった。

 基本的に僕のクズな友人達はプライドが低く、なんでも言える所がいいとこだ。気を使わないし、プライドがないから会話も自虐ばかりで面白い。会社に入社して一番驚いたことは、みんなの「プライドの高さ」だ。底辺を生き、プライドが低いやつばかりと付き合ってきた僕にとって、これは一番衝撃だったかもしれない。みんな自分の汚いところを見せないし、友だちにも気を使って話す。(当たり前の事なのかもしれないが)別にどちらが良いという話ではないし、会社の人と話していてもめちゃくちゃ楽しいのだが、やはり最初は違和感を感じてしまった。

 ただ、底辺を生きてきた僕にとって、やっぱりプライドは捨てた方が人生楽だし楽しいし、得することも多いのになぁと思う。