転職エージェントはぐきの、キャリア逆転ブログ

Fラン大から奇跡の大手WEB広告代理店に新卒入社。今はCreateA合同会社で転職エージェントやってます。日常のこと、就活のこと、キャリアを逆転するための方法などを書いていきます。

オプトを辞めてニートになりました。

 オプ「ト」とニー「ト」をかけてみたんですが全然笑えませんね。9月30日をもって最終出社日とさせて頂き、新卒入社から1年半でオプトを退職することとなりました。

 まずは、お世話になったオプトの皆様に感謝申し上げます。皆様のおかげで本当に充実した1年半でした。オプトに入社し、僕の人生は大きく変わりました。僕みたいなペーペーがオプトについて語るのは大変恐縮ですが、この場を借りて「なぜオプトに入ったのか」「なぜオプトを辞めるのか」「今後どうするのか」を語らせて頂きたく思います。

あのはぐきが大企業に就職!?エリートの象徴「オプト」

どうしても底辺を抜け出したかった。

 大学2年生の夏頃、メディアコミュニケーション学部に所属していた僕は、大学の講義で広告に興味を持ち、広告業界について色々と調べていた。インターネット広告会社日本最大手「オプト」は当時の僕にとってエリートの象徴であり、偏差値40あたりをふらふらしていた僕にとって、縁のない企業だった。大学の教授にも「オプトなんか入ったら大学始まって以来の快挙だよ!」なんて言われて、「クズな僕じゃ無理無理」なんて思っていた。

 しかし、就職活動が始まった頃気持ちが変わった。僕にはどうしても「エリートの仲間入りをしたい!」という夢があった。小さい頃からクズ扱いを受けてきた僕はコンプレックスの塊だった。このまま底辺を生きていくのは嫌だし、エリートの仲間入りをして周りを見返したかった。また、もっと知らない世界を知り、自分の価値観を広げたかった。ド田舎で生まれた偏差値40の僕だけど、自分はどこまで行けるのか、どこまでが自分の口出し可能な範囲なのかを知りたかった。

 僕みたいに人生遊んで生きてきてなにも取り柄のないやつがエリートの仲間入りをするためには、ポテンシャルで採用してくれる「新卒採用」が人生最後のチャンスだと思った。本当に優秀な奴はベンチャーでバリバリ活躍するほうが良いと思うが、僕みたいなクズは、まずは大企業である程度環境が整ったところで、地道にスキルアップすることが一番の近道だと思った。

 面接はというと、なぜか自信はあった。先生に怒られて反論してばかりだったためか、口だけは達者だった。(正確には口が達者なんじゃなくて、どう答えたら面接官が喜ぶか掴んでいたという感じ)そのため、学歴が低い中でも面接はほとんど落ちたことがない。しかし、学歴フィルターはある程度あるとわかっていたため、電通博報堂のようなスーパー大企業には入社できないことは分かっていた。そのため、「大企業」「学歴を気にしない」「広告」「今後スーパー大企業になる可能性がある」と考えた時に一番当てはまったのがオプトだった。

クズな僕に立ちはだかる倍率100倍の壁

 「ネット」「広告」「業界最大手」と就活生が喜ぶ単語が3つも揃っているためか、オプトを受ける人数は尋常じゃなかった。噂じゃあ倍率100倍・・・。会社説明会はすごい大きなホールで行われたのだが、この中で2~3人しか受からないなんて絶対に無理だと思った。面接やグループワークで会う人も最低でもマーチ以上ばかり。どうあがいても僕が受かることは不可能に近かった。そんな時3次選考の人事面接で知り合ったのが、当時人事部長をされていた曽根さんだった。

 曽根さんの前では嘘が全く言えず、遊びほうけて生きてきた僕の人生が丸裸になり、何もアピールすることができなかった。面接時間も終わり100%落ちたと思った僕に、曽根さんは「最終面接まで通してやる」と声をかけてくださった。本当に意味がわからなかった。後日なんで面接を通したのか聞くと、「俺と似ていたから」と言われ、尚更わからなくなった。笑

 曽根さんが僕を推してくれ、入社日の4月1日まで曽根さんからの課題に取り組むという特別条件付きで僕は内定を頂いた。課題以外にも個別で何回も相談に乗ってくださった。前代未聞の特別待遇だった。あまりに基礎スキルのない僕に曽根さんが入社まで面倒を見てくださった。曽根さんがいなければ僕はあのまま底辺だったかもしれない。本当に感謝しきれません。

クズな僕が、エリートの仲間入りに

 晴れてオプトに入社。東証一部上場企業の社員」。まさに人生一発逆転だった。明らかに周りの見る目は変わったし、生活や価値観もガラッと変わった。会社の同期は有名大学出身のいいとこのお坊ちゃんやお嬢さん。僕が付き合ってきたような「庶民」はどこにもいなかった。肩パンをして喜ぶアホはどこにもいなかった。「どこ中の誰々さんと知り合い」をステータスにするアホはどこにもいなかった。パチンコと車の話しか話題がないアホはどこにもいなかった。話題になるのはビジネスやIT関連の話し。土日は様々なイベントに参加。思い出は海外留学や海外旅行の話し。飲んで語ることは「将来の夢」。僕が夢見ていた「まともな人生」が待っていた。

クズなはぐきが、オプトから学んだこと

 辞めたやつがこんな事言うのも大変おこがましいのだけれど、オプトは本当に素晴らしい会社だと思う。オプトの最も良い点は、ベンチャー企業と大企業の良い面をどちらも持っているところ。ベンチャー並みの責任感を1年目から求められるのに、お客様はナショナルクライアントばかり。ベンチャーとは求められるレベル感と責任感、動く金額が全然違うし、大企業みたいに「3年目までは下っぱ」なんてこともないため、明らかに社員の成長スピードは他社と比べて早いと思う。(他社を知らないけれど。)

クズな僕が、入社数ヶ月でビジネス社会の第一線に

 実際に、僕も入社してすぐに第一線に立った。1年目はSEMコンサルタントを担当していたのだが、9月には一人立ちをして、一人でお客様を3社持ち、訪問・提案をしていた。営業という職種なら、最悪売る商材の知識だけつければなんとかなるけど、この「コンサルタント」という職種がやっかいで(明らかに知的な名前だし・・・)、コンサルタントを名乗る以上、SEMという領域において完璧な知識を身につけなければならない。それでいて、お客様に教える立場なので、ロジカルでなければならない。僕なんてタイピングも出来ないくらいITスキルが低かったので、まずはタイピングもExcelパワポも覚えないとで・・・・。更に、コンサルタントも普通にお客様と連絡を取って提案をするので営業スキルも必要だし・・・。

 これを全て入社半年で身につけなければならないため、どれほど成長スピードの早い会社かお分かりになると思います。半年経って気づいてみると、人生遊び呆けて生きてきた頭の中ぱっぱらぱーなクズな僕も、 それなりのビジネスマンになっていた。

クズな僕が、新卒の教育に挑戦

 オプトの良い所が、若くして教育に携われることだと思う。僕の部署は新しく出来たばかりの部署で、部長とリーダー以外新卒1年目と2年目しかいない。そのため、2年目といえど立派な「先輩」だ。僕の部署には新卒が18人配属されたのだが、新卒の研修を全て任せてもらうことができた。もちろん、営業案件やSEMコンサル案件を持ちつつの研修だったため時間的には非常にきつかったが、他の企業では味わえないような貴重な経験をしたと思う。また、研修以外にも5人の新卒の案件をフォローとしてみることができ、たった1年半しか働いていないけれど、普通の会社の3年分位は学べたと思っている。

僕がオプトを辞めた理由

 そんな最高の環境であるオプトをなぜ辞めなくてはならなかったのか。理由はたくさんあるのだが、簡単に言うと「もっと広い世界を見たくなった」ことと「やりたいことができた」からだ。

もっと広い世界を見たくなった。

 僕が夢見たエリート社会。自分がどこまで出来るのか。クズな自分がどれほど世の中に影響を与えられる事が出来るのか。どこまでが自分の口出し可能な範囲なのか。オプトに入ることで満たされるはずだった。ド底辺の僕にとって、オプトで仕事ができるようになり、オプトで認められれば大満足のはずだった。しかし、オプトに入ったことでもっと広い世界を見てしまった。この一年半、オプトという肩書のお陰で様々な人と知り合うことができた。オプトの同期のツテで、様々な人と知り合うことができた。世の中にはすごい人たちがたくさんいた。同年代なのに、自分で事業を立ち上げ、何人もの人に影響を与えている人がたくさんいる。井の中の蛙だった僕が、オプトに入社したことで、更に広い世界があることを知ってしまった。

 今の僕はオプトという肩書がなければ何もできない。オプトは知っていても「はぐき」は誰も知らない。オプトがなければまともにお金を稼ぐこともできない。それでは、オプトでどれほど偉くなっても、社会にとっての自分の存在価値は何もないのではないかと思ってしまった。もっと社会にとっての自分の必要性を知りたい。もっと広い世界で自分の口出し可能な範囲を知りたい。そう思うようになってしまった。

やりたいことができた。

 もう一つの理由が、やりたいことができたこと。オプトに入社したことで気づいたことがある。それは、「庶民」だってビジネス社会に通用するということ。僕は勝手にエリートを雲の上の存在だと決めつけていた。小さい頃から毎日勉強し、レベルの高い教育を受けてきているエリートは、23歳からちょっと頑張り始めた自分では到底追いつけないと思い込んでいた。だからエリート社会に憧れたし、優秀な人に囲まれたら自分も優秀になれる気がした。しかし、当たり前なのだが、実際に働いてみるとエリートも同じ人間だ。僕が関わってきた「庶民」と全く変わらない。少し知識があるだけで、特別頭の良い訳でもなんでもない。

 では、なぜエリート社会には「庶民」が少ないのか。それは、チャンスの差だと思っている。名の知れた企業に就職するには、大卒が必須となる。更に、有名な大学なら就職率もグンと上がるだろう。エリートの人達からすると、大学に進学することは普通のこと。更に、塾に通わせてもらい勉強する環境があるのも普通のため、必然的に学力が上がり有名大学に入りやすくなる。また、有名大学の付属校に通わせてもらえるため、勉強が出来ない人でも進学が出来る。

 それに比べ僕達「庶民」はどうだろうか。僕の中学校で考えると、大学進学率は1割程度だと思う。大学は学年トップの人しか行ってはいけないという常識があるため、本当に頭のいい人しか大学を目指さない。この時点で、エリート社会に入るチャンスすらなくなる。更に、塾に通う習慣もないため、勉強しようと思った人しか勉強しなくなる。強制的でなければ勉強する人なんて僅かだろう。また、付属校に行くやつなんてまずいないため、実力でしか有名大学に進学出来ない。つまり、僕たちは生まれた瞬間にエリート社会に入るチャンスすら奪われている。

 エリート社会にいる人達は優秀な人達ではなく、恵まれた環境で育ってきた人達だ。これがどうも気にくわない。本当に優秀な人が、それに見合う対価をもらうべきだ。本当に優秀な人が社会から評価され、お金をもらう。そんな社会が素晴らしいと僕は思う。そして、そんな社会を実現する可能性がインターネットにはあると思う。今までは個人が世の中に向けて情報を発信する事が難しかった。そのため、大企業に入ることが、個人が社会に対してインパクトを与える最善の方法だった。しかし、インターネットが普及したおかげで、個人が社会に対して情報を発信出来るようになった。これは本当に素晴らしい事だと思う。大企業に就職しなければ行けなかった時代では、生まれた瞬間にチャンスを奪われていたが、今は僕達のような「庶民」でも社会にインパクトを与える事が十分できる。インターネットが人生一発逆転出来るチャンスをくれた。最高の時代が来た。就活当時の僕のように、無理にエリート社会を目指す必要はない。

 僕はこの生涯を賭けて、クズによる人生一発逆転を体現したい。大きな組織に属さなくても、インターネットを活用して、僕の力で社会に価値を提供したい。それが僕のやりたいことだ。ド田舎で生まれた偏差値40の組織に馴染めないクズ。そんなクズでも社会に価値を提供出来たなら、インターネットはどれほど可能性に満ちたものか知らせる事が出来ると思う。そして、優秀な庶民達が、どんどん世に羽ばたいていったら、僕が理想とする社会になる。

 もちろん、これから一時的に興味の対象がそれることもあるかもしれないし、もしかしたら知識を得るためにまた大きな組織に属することもあるかもしれない。けれど、いつかは実現したい。必ず実現したい。そのために、何も知らない、コネもない、金もない今の僕が、インターネットの力でどこまで行けるのか、現状を把握したい。そうすることで、何が足りないのか見えてくるはずだ。

今後のはぐきの活動(はぐかつ)について

10月は日本放浪の旅をします。

 先ほどいっちょ前のことを述べましたが、実は今後の計画は全く立っていません。10月はとりあえず日本全国にいる自分の会って話してみたい人に会いに行こうと思います。全く違う環境にいる人たちと話し、自分の価値観を広げられたらという、まぁ人生の夏休みですね。一応10月いっぱいを考えいるけど、楽しくなったらもっといるかも。テントと折りたたみ自転車をもって、野宿・ヒッチハイクの旅というまさに青春をするつもりです。あとはエンジニアの方とたくさん会って、自分もサービスを作れるようになるための修行の旅をしようと考えてます。旅行の状況はブログやツイッターで投稿するので、もし僕のブログを読まれている地方の方で、泊めてもいいよという方がいましたらご連絡ください。(ご飯もください)代わりにネット広告について、SNS運用についてなど、ネットに関することを無料で教えます。笑

起業します。 

 一人旅が終わったら、起業を考えてます。とりあえず代表取締役社長という名刺がほしいです。(それだけでモチベーション上がる)今自分にできることはネット広告の運用と、SNSの運用あたりなので、地方のWEBプロモーション支援なんかを考えています。自分の出身が新潟県の米農家というのもあり、地方の支援を行いたいと漠然と考え中。やっぱり田舎が好きだし、田舎の美味しいものをもっと世の中の人に知ってほしい。まずはそのようなことから始めてみたいなと思ってます。それか、エンジニアの方からがっつしプログラミングを学び、サービスを作る方に注力してみたいなとも考えてます。(ぶっちゃけNOプランなんでどうなるかわかりません。)NOプランで仕事を辞めたはぐきの今後をもしかしたら心配されている方もいらっしゃるかもしれませんが、生活水準を究極に下げられる男ですので、なんとか生きてはいけるのでご安心を。温かくはぐきの今後を見守ってください。

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