転職エージェントはぐきの、キャリア逆転ブログ

Fラン大から奇跡の大手WEB広告代理店に新卒入社。今はCreateA合同会社で転職エージェントやってます。日常のこと、就活のこと、キャリアを逆転するための方法などを書いていきます。

僕がエミージェーンにいじめられた話

 クズな僕でも、実は海外への留学経験がある。本来ならば、そんなリア充みたいなこと僕には無縁の話しなのだが、僕が通っていた江戸川大学のマスコミ学科では、1年生の夏に1ヶ月ホームステイをしなければ2年生にあがることができなかった。当時は初めての海外。しかも中学英語から英語力が上達していない僕は言葉も通じない。海外へ行くのに不安しかなかった。

 しかし、ホームステイの一ヶ月くらい前に、自分のホストファミリーが紹介されると気持ちは一転。僕の家族は三姉妹がおり、そのうち二人は年齢も近い。正直な話し、これはムフフな海外留学になるのではないかと少し期待した。仲良くなって一緒に部屋で映画を見たり、海岸を散歩なんて妄想もした。例えムフフなことはなくても、年齢が近いので仲良くはなるだろうなと思っていた。しかし、その夢はエミージェーンによって見事に打ち砕かれることとなる。本日はそんな心に深い傷を負った僕の海外留学の話をしようと思う。

 

僕がエミージェーンにいじめられた話

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はぐき、ホストファミリーと出会う

 大学1年生の8月30日。初めての海外。成田空港から飛行機に乗りニュージーランドへ向かった。(ちなみに僕はパスポートを忘れて家に取りに戻り、飛行機を遅らせてしまった・・・。)ニュージーランドに着くとそのままオークランド大学に行き、ホストファミリーが迎えに来るのを待った。同じ大学のみんなと大学の一室でホストファミリーが迎えに来るのを待つ。次々と迎えに来る中、一人だけ刺青の入ったすげーファンキーなやつが・・・。こいつは僕の友人のホストファミリーだった。後日友人から話しを聞くと、ファンキーな兄ちゃんは彼女と迎えに来て、友人を車の後ろに乗せて100キロ近くでぶっ飛ばし、後ろの座席に座っている友人を親指で指さしながら彼女と爆笑していたらしい・・・。ファンキーな兄ちゃんに連れられていく友人を見送り、なんて僕は幸運なんだとワクワクしながら家族の迎えを待った。それから数分すると、40歳くらいの白人女性(ちょっとアジア系が入ってる)が迎えに来た。顔立ちが整っていて細身で背の高い女性。「この遺伝子は期待できる!!!」と内心ほくそ笑み、ホストマザーとホストファミリーの待つ家に向かった。
 到着すると、すげーマッチョなリアル筋肉マンみたいなやつが出迎え。彼は長男のダニエル。一応僕の一個下。玄関に入り階段を上がるとき、僕が20キロの荷物をなんとか持ち上げて階段を登ると、ダニエルは僕に「荷物を貸してみ?」みたいな感じで微笑み片手で軽々持ち上げた。いつも笑顔で優しいのだが、めちゃくちゃテンション高いかまってちゃん。荷物を渡すとすげーデカイ声で「トントントン!!!」と叫びながら階段を駆け上がった。彼なりの冗談らしいが面白いと思っているのだろうか。僕は一瞬にしてダニエルに対して心のシャッターを閉じた。

はぐき、エミージェーンと出会う

 家に着くとホストマザーに家族を紹介された。すげー優しそうで口数の少ない白人のお父さん(雰囲気は日本人っぽい)。あとは小学6年生の無邪気な女の子(名前忘れた)。家にいたのはお母さんとダニエルを含めまだその4人だけだった。長女のナオミは仕事の関係でほとんど家にいないらしく、その日もいなかった(結局最終日の一日しか会ってない)。次女のエミージェーンは部活があるらしくまだ帰っていなかった。僕はエミージェーンに期待をすることにした。勝手に外人はテンション高いと思っていたのだが、キリスト教の家ですごく穏やかな家族(ダニエル以外)。ご飯を食べる時、僕もお祈りみたいなのを喋らされ、みんなで「あはは」と笑う穏やかな雰囲気。これは最高の一ヶ月になるとワクワクしていた。そう、エミージェーンと出会うまでは・・・。
 夜になると、エミージェーンが帰宅。リビングでエミージェーンと挨拶をした。白人できれいな顔立ちの16歳。正直ものすごい美人。これはキタと心の中でガッツポーズ。彼女はサッカー部らしく、サッカーの服装をしていた。僕もちょうどその時ACミランの服を着ていたので、共通の趣味で距離を縮めようと、「みて!僕もACミラン!僕もサッカー好きだよ!」とエミージェーンに言ったら、すげー引いた目で無表情のまま一言「HAHA」と愛想笑いをされた。未だになんで引かれたのかわからない。その時は「あれ、なんかミスったかな」程度であまり気にしなかったのだが、思えばこれが僕が嫌われるきっかけだったのかもしれない。その日はあとはシャワー浴びて寝るだけだったので、特にエミージェーンと話さずにそのまま就寝した。

はぐき、エミージェーンに無視される

 次の日、特に家族と顔をあわさずにオークランド大学に向かった。エミージェーンと僕以外は朝シャワーを浴びる派なので、あまり朝に会うことはない。また、平日は全てオークランド大学に通っているため、家族と会うのは平日の夜か土日くらい。学校の授業を終え、19時くらいに帰宅。リビングに入るとエミージェーンがリビングでくつろいでいた。これは仲良くなるチャンスだと思い「ハロー!」と挨拶。しかし、返事が帰ってこない・・・。「あれ、、、聞こえなかったのかな」と思い、もう一度「ハロー!」と言うが反応なし。僕は全てを察した。これはあれだ、無視というやつだ。僕が気まずい空気の中頑張ってリビングにいると、エミージェーンは自分の部屋に入っていった。更に、夕飯の時間になっても出てこない。お母さんが怒って呼びに行くと、お母さんと口論して自分のご飯だけ持って自分の部屋に入っていった。英語だし早口だったのでうまく聞き取れなかったが、僕と一緒に飯を食うのは嫌だというニュアンスで話していたのは伝わった。僕が帰宅してリビングに行く度にエミージェーンが部屋に入るのがいたたまれなくなり、僕は自分の部屋に閉じこもるようになってしまった。

 それからというもの、帰宅してご飯を食べるとすぐに自分の部屋にこもり、ひたすらDSのマリオカートタイムアタックを極める生活となった。一ヶ月ほぼ毎日やっていたら、すごい記録をだしてネット上で神と讃えられるほどまで腕をあげていた。お母さんに「リビングにおいでよ!」と言われるのが怖く、いつも部屋では勉強机に座り勉強用具を準備した状態でマリオカートをやっていた。お母さんがノックをすると即効でDSを隠してシャーペンを持つ。勉強していればお母さんもリビングに呼ぶことはなかった。後日、大学の先生から「はぐき君はすごい勉強熱心でとても良い子ってホストマザーが褒めてたよ!」と言われ、すごく鬱になった。

はぐき、エミージェーンに汚物扱いされる

 先ほど少し述べたが、家族の中で僕とエミージェーンだけ夜にシャワーを浴びる。僕は帰宅して少しゆっくりしてから20時頃シャワーを浴び、エミージェーンは20時くらいに帰宅して21時頃シャワーを浴びる。ある日、僕がいつも通りシャワーを浴びて部屋に戻ると、シャワールームからエミージェーンの怒り狂った叫び声が。またお母さんと口論している。その日は特に気にしなかったのだが、次の日も同じように叫び声が聞こえてきた。明らかに僕がシャワーを浴びた後に発狂している。扉に耳をあてて声を聞いてみると、どうやら僕がシャワーを使った後すぐにシャワーを浴びるのが耐えられないらしい。どうすりゃいいんだよ・・・。それからというもの、帰宅してからシャワーを浴びるまでが本当に大変だった。エミージェーンが帰ってくるまでにシャワーを浴びなければならない。数分の勝負。エミージェーンは帰宅時間が結構バラバラだったので、もしかしたら早く帰ってくる可能性もある。僕は帰宅してご飯を食べるとすぐにシャワーに向かい、真冬の中(ニュージーランドは8月は冬)数秒で頭と体を洗った。もちろん、水が暖かくなるのは待てないので冷水のまま。ガチガチのままシャワーを出てそっこう自分の部屋に向かい体が暖まるまで布団にくるまる。今思い出してみても非常に情けなくて泣けてくる。

エミージェーンと野○○

 ある朝、お腹が痛くて目が覚めた。冷水でシャワーを浴びていたせいかお腹を壊したらしい。まだ大学へ行くのには時間があったためゆっくりトイレで用を足してから学校に行こうとトイレに向かった。しかし、珍しくエミージェーンが朝にシャワーを浴びていた。トイレとシャワーが一緒になっている作りだったため、シャワーを浴びている人がいるとトイレが使えない。仕方ないと思いエミージェーンが出るまで待ったのだが、数十分経ってもエミージェーンが出てこない。もう僕のお腹は限界。僕はシャワールームをノックして「すみませんが早く出てもらえませんか。」と伝えるが、相変わらずの無視。全然出てこない。「クソビッチがぁ~~~~~~!!!!!」と切れそうだったが、今大声を出したら下が緩んでしまう。一向に出る気配がないので、僕はティッシュを持って近くの公園に向かった。公園なら公衆便所があるはず。ダッシュで公園に向かった。しかし、公園には公衆便所がなかった・・・。その日はものすごい霧で1メートル先も見えないくらいだった。ティッシュもある。ちょうど大きな大木もある。僕はエミージェーンのせいで野○○という羞恥プレイをさせられた。あんまりだ・・・・。

「やられたらやり返す」がはぐき流

  辛いホームステイもやっと最終日。普通の人なら「やっと帰れるーーーー!!」で終わるのだろうが、クズな僕はどうやってエミージェーンに仕返しをしてやろうかと考えていた。やられたらやり返すがはぐき流。最初は色んな悪事を考えたが、ものすごく優しかったホストマザーのことを考えると、その人の娘に仕返しなんてできなくなった。ホストマザーには感謝の気持ちを伝えて日本に帰りたい。そこで、いいことを思いついた。最終日、お世話になったホストファミリーに手紙を書いた。出発の時に後で読んでくれと手紙を渡した。手紙には感謝の言葉をたくさん書いた。お母さんには長文でとにかく「Thank you」を書きまくった。一人づつ丁寧に感謝の気持ちを述べた。そう・・・エミージェーンを除いて。その手紙では、一人づつ丁寧に感謝の言葉を書いてあるのに、エミージェーンのことは全く触れられていない。これが僕の小さな復讐だった。(雑魚すぎるw)

これから海外へのホームステイを考えている人へ

 ホームステイというと楽しいイメージばかりあるが、僕みたいなやつもいることを知ってほしい。決してコミュ障は行ってはいけないし、年頃の女の子がいる家は要注意だ。ムフフな留学など存在しない。皆さんもホームステイする際は気をつけて。(まぁエミージェーン問題以外はめちゃくちゃ楽しい留学だったけど)