読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

転職エージェントはぐきの、キャリア逆転ブログ

Fラン大から奇跡の大手WEB広告代理店に新卒入社。今はCreateA合同会社で転職エージェントやってます。日常のこと、就活のこと、キャリアを逆転するための方法などを書いていきます。

僕が上司の指示に従わない3つの理由

 僕は昔から人の指示に従うことが大嫌いだ。学校の先生の言うことを聞いた記憶はほとんどない。会社でも上司の指示は話半分に聞いて好きなように働いてきた。しかし、結果的には先生の言うことを聞かなくても楽しい学生生活を送れたし、良い企業にも入社出来たし、上司の指示を鵜呑みにしなくてもそれなりに会社で活躍することも出来た。現時点では人の指示を従わなくても苦労した覚えはない。むしろ自分の好きな方を選んだ時こそ満足のいく結果が出せてきた。

 なぜ人の指示に従わなかったのか。それは、人の指示に従えば従うほど損をするという事を小さい頃から理解していたからだ。だから人の指示に従う人を「損をするやつら」と冷ややかな目で見てきた。恐らく小学校の頃からずっと。

 今回はその「なぜ人の指示に従うと損をするのか」を、社会人になって感じた経験を例に書いていこうと思う。 

 

僕が上司の指示に従わない3つの理由

1、上司は答えを持ち合わせていないから。

 僕が人の指示に従わなかった一番の理由。それは、「人の答えを聞いたところで、自分に当てはめられるケースはほぼない」ということ。上司の成功体験は、その上司しか再現出来ない。自分と全く同じ状況を経験している人なんて、当たり前だが自分しかいない。成功した上司の経験を元にその人の指示通りに動いても、それを実践する人が違うので思考も行動も異なってしまう。また、人相が違ければ同じ内容でも受け手の印象は変わる。例えば、同じプレゼン内容でも聞いている人の捉え方は全然違くなるだろう。あらゆるものがその人とは異なるのに、同じ状況なんて再現出来るわけがない。

 上司の指示が間違っているとかそういう話ではなく、前提として「その成功体験はその人しか再現出来ない」ということ。それを理解しておくべき。だから上司の指示に従ったところでその通りには再現出来ない。なのに、自分のやり方を部下や後輩に押し付ける上司や先輩、そのやり方をそのまま実践しようとする部下や後輩が多すぎる。そしてそのようなやつらは大体失敗していた。答えというのは、その状況に置かれた自分自身が一番知っている。

f:id:haguki-kuzu:20141225221816j:plain

2、思考が停止してベストな決断が出来なくなるから。

 社会に出て一番驚いた出来事。チームであるプロジェクトを進めていた時の話。チームメンバーで会議をしていると、決断の場面であるフレーズがよく出てきた。

「○○さんに聞いてみよう」

 僕は耳を疑った。状況を一番理解しているのはプロジェクトメンバーの自分達。つまり、良い決断が出来るのは自分達。なのに上司に決断を求める意味が分からない。そして、なぜか神に助けられたかのように安堵の表情を浮かべ思考を停止させるメンバー。「もっと案を深ぼらなきゃいけないのに」「もっと想定されるリスクを掘り出さなきゃいけないのに」「もっと実行に落とし込んだプランを考えなきゃいけないのに」。状況を100%把握していない上司に決断を求めたところでベストな意見をもらえるはずがない。なのに上司の決断でプロジェクトが進んでしまう。「もっと良い進め方があった」そんな事を思いながら立ち尽くした経験がある。

 上司は神様ではない。決断をする人はその状況を一番理解している人でなくてはならない。なのに、彼らは責任を人に委ねたいが故に思考を停止させる。思考を停止することは確かに楽かもしれない。自分の言うことを聞く人に嫌な感情を持つ人は少ない。学校でも会社でもその方が先生や上司に気に入られたのかもしれない。けれど、思考を停止させればさせるほど、自分が損をしている事を理解すべき。自分で決断が出来ない人は責任あるポジションにつくことはできない。一生人の下。ただの指示待ち人間。更に、思考が停止している人がいるプロジェクトはベストな決断が出来ない。嫌なことばかり。そのスパイラルを脱したいなら、常に自分で決断する覚悟を持ち思考を続けるべきだ。

f:id:haguki-kuzu:20141225221353j:plain

3、仕事のスピード感を失ってしまうから。

  2のように上司の指示に従う事を前提に働いていると、スピード感を失ってしまう。僕は部署の同期の中で一番独り立ちするのが早かった。入社して初めて自分のお客さんを持ってから、本来は半年くらいかかるところを3ヶ月程度で自分だけでその案件を回していた。自分から先輩や上司に「僕一人で大丈夫です」と言い、一人で案件を回さなくてはいけない状況を作ってきた。なぜそうしたのか。それは、先輩や上司への「相談」の回数が増えるほど、仕事のスピード感を失うと分かっていたからだ。

 相談のほとんどがポジティブな思考ではなくネガティブな思考から生まれる。「自分で決めるのは不安だ」「私には責任が取れないから上司の許可を取ろう」。自分で決めれば1秒で終わることを、わざわざ忙しい上司の時間を取り、MTGをして、資料などをチェックをしてもらい、更に修正をする。1秒で済むことが1日に伸びてしまう。

 仕事はスピードが命だ。自分に任された仕事くらい自分で責任を負う覚悟で働く。優先度の高いもの以外は上司のチェックなんていらない。相談により少し仕事の完成度を高めたところで、時間を大幅に無駄にしては元も子もない。完成度を高めることも大事だが、時間という概念があることを忘れてはいけない。この感覚を失っている人が多いような気がする。80%で1秒か、90%で1日か、どちらが良いかなんて一目瞭然である。もし30%のものが相談して1日かければ90%になるという見込みがあるのなら、その時は相談するようにしている。

f:id:haguki-kuzu:20141225215857j:plain

・「アドバイス」をもらうことは重要。「従う」ことが悪。

 勘違いしてほしくないのは、アドバイスをもらうことが悪いと言っている訳ではない。似た経験をしている人からアドバイスをもらい、自分に置き換えて考え、行動することは非常に効率の良い働き方だ。むしろ新しい事をやる際に全くその経験をしていない自分がゼロの状態から考えるのはかなり非効率。そういう時は手当たり次第に人に聞いてまわるようにしている。

 僕が言いたいのは、人の指示に「従う」事がダメだということ。人に答えを求めても答えはもっていない。人に決断を求めても、ベストな決断はされない。そして、そんなことをしていたらスピード感を失ってしまう。あくまで人の意見は「参考」として聞き、その答えを考えるのも、決断をするのも、その状況を一番理解している自分でなくてはならない。

 責任を負わないのが大事なのではない。プロジェクトの成功が一番大事なのだ。責任の所在が上司にあり自分で決断が出来ないのなら、その上司の指示に従うのではなく、自分の意見で上司を説得することに重きを置くべきだ。

・上司は「従う」ものではなく「利用」するもの。

 言葉が悪いかもしれないが、上司を「利用」するという発想を持って働いた方が仕事はうまくいくと思っている。「このプロジェクトを進めるには、社内権力を持った○○さんに助けをもらった方が成功しやすいな」とか、そんな風に悪知恵を働かせてみてほしい。実はこの方がwin-winだ。上司もくだらない質問をいくつも受けている暇はないし、自分が得意な分野にピンポイントで相談に来られた方が答えやすい。

 もし、自分の成功体験に引きづられて部下のやりたいようにやらせてくれない「利用」しづらい上司がいたならば、その上司への相談は控えるようにしている。